TEA-TIME  -生の情報がいっぱい-
                         
  TEA-TIME U

ベトナム・カンボジアから(8/24-29研修)第一報           裕遊人8/31

 ベトナムとカンボジア-実に対照的な国でした。動と静。街の楽しみとアンコール・ワット等遺跡の面白さ。

当初はベトナム航空でホーチミンにdirect・inの予定でしたが、予定便が取れず、バンコク経由になりました。
よって、NH午前便でバンコクへ、そしてTG乗り換えでホーチミンへ。乗り継ぎの時間を利用し、空港内の
マッサージルームで肩・足をマッサージしてもらう。2人係で30分600バーツは市内の2〜3倍の値段。

 ホーチミン:なんと活気のある街だこと。バイクと女性の多さ。バンコクに比べ日本人客が多く、
しかも女性客、家族連れ(母娘)が目立つ。
 今ベトナムは生春巻で有名になった食べ物、雑貨が面白い買い物、それにエステがそろい、若い
女性にはたまらない街だろうと思います。ただし見る所はあまりない。ここは街を楽しむところ。
洋服のデザインもなかなかいい。

 2日目:ミトクルーズ-終日メコン川をクルーズし、島に渡り上陸して果樹園でいろいろな果物を食べる。
パイナップル、モンキーバナナ、オレンジ、マンゴスチン、竜眼・・・みんなおいしい。
午後は昼食後、早めにホテル(ニューワールド-4星)に戻り、プールでひと泳ぎ-至福のときである。

 ただ、私の部屋に水漏れがあり、部屋をchangeしてから異変が起こリ始める。1.旅行カバンが
前ぶれなく壊れる。2.肩から背筋がやたら痛み始める。3.同行のメンバーのカメラが盗まれる。
ただ手配がスムースに流れなかったとき(希望便が取れないとか)はえてしてこのようなことが起きるもの。
それともベトナム戦争時の亡霊にでもたたられたか?

 3日目:気を取りなおし、シェムリ・アップに向かう。60人乗りの双発機の客は我々を含め7-8人のみ。
機上からみるカンボジアの大地は雨季(4-9月)のため水浸しである。メコン川からトンレ・サップ湖まで
ずっと、大洪水の様子、でもこれで普通なんだとか。
 したがって、雨季は米も作れず、この水をかんがい池に貯め、乾季に米を作るのである。

 シェムリ・アップ空港に着いてみると迎えの車が来ていない。異変はまだまだ続いているようである。

公衆電話もないので、空港で電話を借りようとしてるころガイドのペロン君現る。23歳、3回目の案内
だそうである。なんらかの事故で間に合わなかったとか。経験上、すこしここはextra ordinaryを覚悟
したほうがよさそうである。

 さっそく、我々3人とガイドを乗せたワゴンは、停まるべきホテルを行き過ぎて引き返す。
ドライバーも初めてだと。まあ、こんなものなんでしょう。今夜からの宿泊はシテイロイヤル(3星)。
ホテルで両替をしたらたったUS10ドルが500ルピアのピン札が25000ルピアとなって返ってくる。
あとで聞けば、街の相場は35000とか。とりあえず使い物にならない。こちらでは買い物の最小単位は
US1ドルなのである。1ドル以下はなく、1ドル以下はすべて1ドルとなる。あとは数を増やしてもらう。

 夜はカントクデイナーショーを見る。ゆったりとした動きはまるで深海魚のよう。じっと観ていると
やっと動いているのがわかる。こちらの女性は小ぶりだし、細いけど、キレイだし、セクシーに想えてならないのは僕だけか?
ホテルに戻り一人ペロン君のオートバイにまたがり、街のマッサージを探しに出かける。
 ペロン君お薦めのこの店はいわばバンコクの置屋。秋川リサ似の娘を指名し、ベトナム以来続く肩・背筋の
マッサージを頼む。20ドルを払い2階の個室へ。どちらかというとタイ式マッサージ。
ヘタだけど1時間一生懸命やってくれたのでチップは通常2〜3ドルのところ10ドルはずむ。当然だ。

4日目:ホテルから20分ほどで憧れの「アンコール・ワット」へ

 こんなデカイものが東南アジアのジャングルに眠っていたのか。前回行ったアユタヤの遺跡などとは
スケールもそうだが、かもしだしている存在感、雰囲気がまるでちがう。この宇宙と繋がっているかの
ような寺院は11世紀後半のヒンドーの遺跡であり、中央塔を四角に囲む塔、そこから東西南北に門を構え、
その外に巾230mの堀を10kmに渡り張めぐらしている。門までの橋の造り、石畳の通路はどうしても
ローマの遺跡を連想してしまう。

 これらは近くの山から切り出された砂岩を積み上げて造られている。外壁に刻まれた深いレリーフは、
エジプトでは王が神になる話であるのに対し、大体はこの地域でおきた戦争の物語であり、あまり
宗教色はないようである。

 午後から数々の寺院を内胞する城郭都市「アンコール・トム」にむかう。

南門から入り、まず中心に構える「バイヨン寺院」へ-なんという偉大さ、神秘さ、中央塔を何重にも
囲んだ数知れない仏像の顔の四面体。ただそれほど大きくはないジャングルの奥の崇高なたたずまい。
これらは13世紀の大乗仏教の遺跡である。その時の王によって宗教は変わるのだが、環境決定(可能)
論に因って考えれば大した違いはないものと思う。

 そこに突如襲うスコールと車のエンスト、まるで外来者の侵入を拒んでいるかのようだ。
今日は、まだ早いが引きあげることにする。幸い代替車の到着前にワゴンは回復し、ホテルに戻る。
ただしこのホテル、プールがないのが最大の欠点である。予算があればソフィテルかグランドを選ぶといい。

 夜は再度マッサージを呼び、昨夜に続き肩から背筋を揉んでもらう。やっと痛みは取れてきたようだ。
秋川リサのおかげだ。

5日目:そういえばこれらの寺院の池は、毛越寺の庭の池を連想した。

今夕、バンコク経由でもう日本に帰らねばならない。
朝来たガイドはペロン君ではなくベテランのガイドが来た。あまりに日本語が通じないため、
変更したようだ。これでジェスチャーゲームも終わりかと思うと、ホットしたがかわいそうでもある。

午前中は2時間ほどかけ「バンデイ・スレイ(女の砦)」へ

ここも砂岩に彫られた深いレリーフ−東洋のモナリザ−がある。
昼食後、ホテルで少し休憩した後、最後の訪問地「タ・プロム寺院」へ

ここが一番の人気スポットだそうだ。アンコール・トムと同時期に建立されたそれは、壁や外部・内部
一帯がガジュマルに覆われ、あるいは根っこが食い込み、壁を護り、ときに壊していく。
まるでインデイ・ジョーンズの世界。午後かならずやってくるスコール。

予定をすべて終え、バンコク経由NH夜便で成田に戻る。

 明日から上海に向かいます。今回はコンサルタントの仕事です。契約を成立させ次第帰国の予定。
旅行社も旅行だけでは食べていけない時代となりました。


タイ古式マッサージ(8/1-5バンコク研修)                裕遊人8/11

 さて今回は、あの巨大な横たわる涅槃仏で有名なワットポーにあるマッサージの公開大学で
タイの古式マッサージおよびフット(足裏)マッサージを体験するために、ここバンコクにやってまい
りました。あいかわらずここは欧米や中近東からのビジネス・観光客が多いのにはビックリです。

 タイ古式マッサージはスコータイ王朝(1686年頃)からあり、インドと中国のマッサージを合わせて
できたものだと言われています。ここワットポースクールはバンコク王朝のラマ3世が誰でもが自由に
勉強できるようにと設立したもので、たんなるリラックスのためではなく、医学治療法として認可
されています。特徴は、ゆっくりとした治療(1〜2時間)と人体の不調の根源は足にあるという考え
に基づき、足から始まり、徐々に身体の上部にむかって全身をほぐしていきます。

 全身マッサージは5日間で30時間コースから認定書がもらえます。フットマッサージコース
2日半15時間からです。

 JAL夕方便(この路線はJALが安い)で直行、ホテルはデラックスタイプのインペリアル・クイーズパーク(4/5星)を利用。
このホテルの特徴は全体のデカサ(1440室)だけでせなく、部屋が相当広く40平方mもある(通常は広くて
せいぜい30平方m)。床は大理石です。バンコクはホテル数も多いので、料金的に3、4、5ツ星でも
それほどのちがいはないのでいいホテルを利用しましょう。4星以上がお勧めです。

 翌日、さっそく分校であるスクンビット校の授業を見学。当社から送客する講習内容の打ち合わせをし、
ワットポー本校へ。ここは欧米人のマッサージ客で満杯である。すごい人気だ。
午後からレンブラントホテルを見学し、全身マッサージを体験する。施術者が若い女性であることも
あって、感じそうになるのをこらえながら2時間。気分爽快である。

 3日目:昨日のパッポン通りの夜遊びがたたったのか疲れ気味である。そこでさっそくフットマッサージ体験、
これは1時間じっくりと足裏の壷を押していき、最後は肩から背中のマッサージで終わる。

 4日目:もう帰る日である。チェックアウトし、荷物をホテルに預け、アユタヤに向かう。バスでバンパイン宮殿
ワット・ヤイ・チャイモンコン、ワット・マハタート、ワット・プラシーサンベート
を見学し、船で食事をしながらチャオプラヤ川を下る。
3.5時間のクルーズでバンコクに戻る。

 JAL夜便で帰国。予定通り5日目朝6:30成田着。隣の席はスチュアーデスの研修生だったのはラッキー。

 *当社ではタイマッサージ研修ツアーを始めています。何名でも参加OKです。
  お申し込みはお早めに!冬場のパッケージツアーに便乗すれば結構安く上がりますよ。

 マッサージ師になるもよし、ボランテイアで役立てるもよし、一歩お決まりの観光コースを外れてみてはいかが?
一般の方はもちろん、開業プロ、勉強中の学生、看護婦さん。介護士の方など最適ですよ。

次回は8月末、カンボジアのアンコールワット、アンコール・トムに向かいます。


上海中医薬大学で製造・販売している漢方薬の評判がすごいらしい。(漢方2)裕遊人7/14

  もちろん市販はしていないので直接大学、または当社を通し問い合わせてください。
 喘息、糖尿病、関節痛、痩せる薬、肝臓薬、皮膚炎、心臓病等を試しているが、すごい効き目である。
 個人差はもちろんあるでしょうが、ほんとうに困っている人は試してみる価値がありそうである。

 これは東洋医学(中医学)の最高権威である上海中医薬大学の専門家が伝統的な処方と自身の臨床経験から
 貴重な薬剤を選んで精製し、主に飲みやすい丸薬として販売しているものです。その一部をご紹介します。
 なお体細胞が入れ替わる3ケ月をメドにお続けください。 価格:30-40日分:送料込1〜1.2万円前後

 1.尿素霜  :独特な薬用クリームで、湿疹、じんましんなどアトピー皮膚症に顕著な効果を持つ1瓶¥5000
 2.神仙不老丹五臓六腑強化,元気づける大事な涵養剤で体質改善、ストレス解消,代謝促進に適応。
         疲れやすい、忘れっぽい、腰がだるい、めまい,耳鳴り、疲れ目,涙目、白内症に優れた効果。
 3.延生護肝丸:肝細胞を活性化して,肝臓機能を強化する肝臓の特効薬。A型、B型、C型などのウイルス
         肝炎に効く。特に上述の肝炎の予防、肝ガンの予防に優れた効果。肝硬変、脂肪肝に効く。
         お酒を飲む方の肝臓の保護に有効。2瓶¥10000
 4.神功保腎丸急慢性腎炎、前立腺炎、尿道系感染症などの病気に伴う次の諸症状に有効。腰部、および
         下肢の脱力感、切れの悪い排尿異常(特に夜間頻尿)、むくみ、口渇など
 5.康照行子丹青春を保ち、精力、性欲減退,遺精、早漏、インポテンツ、前立腺肥大、腰から下の脱力感に
         すぐれた効果を持つ。
 6.滋陰養血丸いろいろな原因で引き起こされた陰陽のアンバランスを整え、陰を潤し,血液を養う強壮剤です。
         長期にわたる疲労感、精力不足や体内に邪熱がたまり、または病後の体質虚弱、栄養失調や
         清血不足によるめまい、動悸、不眠、精神倦怠や口渇唇乾、便秘がちなどの諸症、特に更年期
         障害、生理痛、冷え性、不妊症、婦人病になど効く。
 7.貴妃細腰方:健康に無理のない漢方の痩せ薬で、肥満症(内臓肥満と皮下肥満)高コレステロール、中性脂肪、
         高脂血症などの優れた効果、なお便秘がち、常習性便秘にも効く。2瓶¥12000
 8.千金回春丹早期ガンが治まり、進行ガンを治す制ガン剤。各器系の腫瘍、ガンに効き、またガンの予防
         手術後の回復に使える。西洋薬と併用すればさらに効果が出る。
 9.慈嬉健心丸:軽症でも、重症でも使える漢方の心臓病の薬で、心筋梗塞、狭心症、冠状動脈硬化性心臓病、
         不整脈心不全、動悸、息切れなどに効くばかりでなく、再発を未然に防ぐ良薬。血液循環を
         よくし、血管の軟化と拡張にも役立つ。1瓶¥10000
 10.君子開胃丸消化機能全般低下、食欲不振などに陥り、次の症状のあるものに有効。みぞおちがつかえ、
         胸焼け悪心嘔吐、急慢性胃腸カタル、発酵性下痢、消化不良など。胆嚢炎、胆石症にも効く。
 11.平肝益元丹血圧が上がる原因となる体のひずみを治す効果のある漢方薬で次の諸症状に効く。高血圧
         
および高血圧による怒りっぽい、のぼせ、いらいら、めまい、頭痛などのほかに甲状腺機能
         亢進症、甲状腺にも有効。2瓶¥10000
 12.華陀活洛丸:活血通洛、筋骨強化、代謝促進など関節痛にユニークな働きを持つ漢方薬で手足の関節痛、
         冷え性の痛み、関節炎、リュウマチ、神経痛、肩こり、テニス肘、打撲傷の痛みなどに有効。
         また尿酸値による通風の痛み止め効果も目立つ。2瓶¥12000
 13.平喘永安丸:しつこい症状が消え、副作用の心配のない呼吸器系疾患に効く妙薬で、急慢性気管支炎、
         気管支喘息、痰の多い咳、肺気腫、アレルギー性喘息に有効。2瓶¥10000
 14.糖尿無憂片:膵臓を強化し、インシュリンの分泌を促す糖尿病の専用薬,口渇、頻尿,疲れやすい,精力減退、
         便秘がち、血糖値降下に顕著な効果。糖尿病による白内障,腎臓障害,動脈硬化などにも有効。
         2瓶¥10000
 15.痛び沖剤鼻粘膜組織の強化、消炎、解毒,抗アレルギー作用を持つ。アレルギー性鼻炎、花粉症の特効薬で
         蓄膿症,鼻水、鼻づまり、くしゃみに有効。1箱¥5000
 16.天屏養生カプセル:冬虫夏草エキス、大花紅景天(チベット伝統薬草)、免疫調整(抗ガン)
         あの田中角栄が手術後、あれだけの回復をみせたので知られる。
 17.大漢霊芝三聖カプセル:免疫調整(抗ガン)
 18.ロイヤルゼリー:(250mgX100カプセル/瓶)2瓶¥8000(空港免税店にても販売中)
 19.プロポリス



漢方薬とは?東洋医学(中医学)とは? −その1−           遊裕人 11/11再

  これは一言では言い尽くせないので、少しづつ私見を述べます。

  実は私の母は永いこと喘息を患っています。多分遺伝的な要素もあり、子供も多少なりとも喉が弱いように思います。
 田舎の医者が与えてきた薬は内容・量ともあまり適切ではなかったようで、糖尿病を併発し、かなり苦しむことに
 なりました。
  たまたま私は仕事上、中国・上海に行く機会が多くなり、しかも、それは東洋医学研修だったため、相手先の
 上海中医薬大学で偶然出会った漢方薬(調合され丸薬となっているもの)を買ってきて、母に少しづつ飲ませたところ
 一切、喘息の発作が起こらなくなりました。これはほんとうに奇跡のような効果でした。

  また私の山形在住の知り合いは、1年前、心臓が肥大しあと2ケ月の命と診断され、北京の大学に行き、漢方薬を
 調合してもらい、飲みつづけたところ、今ではピンピンしていて、月に一度は東京に飲みにくるほどに回復し、
 日本の担当医者がビックリしています。(医者には漢方薬のことは言わないそうです。)

  そういう私も腰痛で立てなくなったことが何度かあり、病院巡りをしたことがありますが、どこへ行ってもなんの
 効果もなく、偶然ある整体師に会い、治療を受けたところ、一発で直ってしまいました。ここは今でも月に一度は、
 かならず予防のため通っています。

  というように、私の身の回りで奇跡に近いようなことを見るにつけ、ますます東洋医学(中国では中医学という)や
 中国という国にますます興味を覚えるこのごろです。

  漢方薬の治療には、まず現地に行き、それなりの専門病院で診断をしてもらい(脈から診る問診その他)、漢方薬を
 1ケ月分調合してもらい、飲んで効果を担当医師に報告します。その結果により調合の割合を変え、再び1ケ月分を
 調合してもらいます。そして同じことを繰り返して、常に自分に合った薬を飲みつづけることが重要です。

  たまたま私の母の場合は、すでに調合された喘息・糖尿病の漢方薬がちょうど適合した結果だと思います。
 でも,試してみる価値は大いにあるのではないでしょうか?父母,兄弟、親戚、そしてなにより自分に。

  これからは老後の時間がかなり長くなります。健康でいるのと、そうでないのとではえらい違いです。

 次回につづく。



現代中国                           裕遊人6/30

 これを理解するのはチト難しい。

 政治的には14億の人口を抱えた国を、たった数十万の?共産党が一党で支配しているわけである。
 ここにいろいろな無理・矛盾の原因があるものと思われる。
 ソビエト無き今、見習うべき国が無いのである。確かな進路は見えないハズである。

  上海の旧い街並みをブチ壊して40-50階建ての近代的なビル群に変えて行く事など朝飯前である。
 国営会社でも、大学でも総経理(社長)、校長(学長)以外にそれ以上の権限を持った共産党員がいる。

 ただ不安定な政治に比べ経済は順調である。年8%前後の安定した成長を続けているのは中国だけである。
 今年になってから、株が3割以上も上昇してるのも中国だけである。
 数年前言われていた元切り下げどころか、切り上げがあるかもしれないほど絶好調である。
 これは資本主義のいいところを取り入れているからできるのである。
  
  圧倒的な人口とその人件費の安さを背景に、先進国から資本・技術・ノウハウを取り込み増長している。
 特に世界の製造工場を一手に引き受けるだけでなく、先進の技術を取り入れる能力もずば抜けて早い。
 沿海部の広州、上海、天津等が対外的な窓口となり、それを内陸部に伝えていく。
  日本で旧くなった技術を中国ならまだ通じるだろうと持ちこんでも、いまや相手にされない。
 よほどの技術・ノウハウが無ければアッというまにそれらは吸収され、追い返されるのがオチである。

  かつてアジアで、日本がNIES,ASEANを従えた雁行型の発展してきた型を国内だけで実現できてしまう
 奥の深さに注目する必要があるだろう。沿海部の人件費は日本の約1/10、さらに内陸に行けばさらに
 その1/10(つまり日本の1/100)で済むのである。

  いまや携帯電話の所有台数では日本を抜き、その人口のトップ1割(日本と同じ人口)は日本と比較しても、
 もう遜色は無い。日本をパッシングして米国留学してくるものも多い。

  とにかく急激に変わってきている。成長している。
 その成長は今年10月のAPEC開催、またWTO加盟、これにオリンピック開催が決まるとなると決定的になるに
 違いない。

  はっきりしていることは、この国は経済的に成長しつづけないと政治が破綻するということで、
 それこそこの国は死にもの狂いである。



黄山研修 (2001/4.21〜4.26)                         4/27

 今回の研修は世界遺産「黄山」と麓の町「屯渓」である。 

 MUにて出発、上海1泊後7:20発のMU便で屯渓へ 所要約40分。
 そこから車で約2時間走り雲谷寺へ。ここは黄山への入口になる。ロープウェイにて15分、山頂に着く。
 ロープウェイは週末は非常に混みあっており、予約がなければ2-3時間は待たされると覚悟すべし。
 もちろん元気な方は階段を約3〜4時間登ってもいい。標高は1870m程。72峰を持つ花崗岩の巨大な山塊で
 名物は雲と松と岩と温泉である。

 山頂は日曜日のせいか人間で渋滞している。ここから約30分下って今日から宿泊する西海飯店へ。
 宿泊施設としては他に中国風の北海賓館や小さな旅館がいくつかあるが、外国人受け入れとしてはここが
 いいのだろう。

 バイキングで簡単に昼食を済ませ、排雲亭、飛来石、光明頂、と廻る。尾根歩きのようなもので
 少しキツイところはあるが、気分爽快である。特に排雲亭からみおろす絶壁は高所恐怖症の身にとっては
 足がすくむ。ここはまた美しい夕日で有名。ただ名物のガスのせいでよく見えない。一周約3時間。

 久しぶりの山歩きでふくらはぎが痛い。そこでマッサージ嬢を部屋に呼び、さっそく足裏マッサージを
 試してみるが、ヘタのひとこと。なんの効果もない。この20歳のマッサージ嬢は他の遊びをしきりに勧める。
 中国でも海南島はその手の遊びでよく知られるが、こんな山のてっぺんでこんな遊びがあるとは少々驚きである。
 日本の山は神が宿る神聖なところと相場が決まっており、まあ、日本では考えられないことである。 

 翌日、元気な者は清涼台日の出を見に4時起きで向かう。
 依然、山は名物のガスの中であり、何も見えない。そこで北側の別のロープウェイで下ってみる。

 この100人ほども乗れるロープウェイはすごい迫力である。。少し下るとガスが晴れてきて、
 まさに黄山の雄大さが一目瞭然。
 崖の下まで1000m近くはあろうか。モンブランの3800mまでいくそれには及ばないが、新穂高のものなどは
 くらべものにならない。なんせ花崗岩の切り立った崖を一気に乗り越え下っていくのである。

 松谷庵、翡翠池を散策し、再び山頂へもどる。山はあいかわらずガスの中である。おまけに小雨も降ってきた。
 ホテルに戻り、昼飯を食べ、マージャンを囲む。
 ここはバイキングはあまりおいしくないので定食を頼んだほうがよい。ビール大瓶10元(150円)の安さには
 ビックリ。これらはまさに次から次へと人海戦術で、強力が麓から延々と担ぎあげているのである。

 翌日、相変わらずのガスの中を下山。1日目がまあまあの天気だったので救われたが、昨日からきた1泊の人は、
 ガス以外何も見えなかったことになる。
 ここは最低2泊はする必要がある。

 麓のホテルで昼食を済ませ、屯渓へもどり、老街を歩く。

 ここは中近東のバザールのようである。宋・明代の商家が残る1.5kmの町並みを、買い物を楽しみながらの
 散策である。
  きゅう県の硯を¥10000で購入。墨の工場を見学。ここはまた緑茶の名産地でもあり、漢方薬で大儲けした
 安徽省の徽州商人の故郷である。

 夕食は名物の三石料理。鳥、筍、茸、スッポンなどなど。少々荒っぽい料理ではある。
 21:50の便で上海に戻る。

 翌日から、蘇州観光組と上海中医薬大学漢方組に分かれ、夕食はいつもの西郊賓館の薬膳料理で合流。
 ここはなんど来ても品の良さ、味の良さに感心し、夜は雑技団クラブ「一休」であけくれ、
 明朝便で帰国。


 (再)今シーズンのスキー傾向と遊裕人の予想する今後 (1/27寄稿分)

 わずか10年前、新宿西口をはじめとしてどこもそこもスキーバスで超満杯でした。それが現在ではどうでしょう。
 御存知のとおり本州のスキー場は一部を除き閑古鳥が鳴いています。それに反して北海道スキーは、予想どおり
 大盛況です。以下は1年前の文章です.

    <今年の北海道スキーは>             裕遊人3/19

      これからのシーズンを通した流れは以下のように変わっていくと確信します。

       北海道スキーはほんとうにたくさんの会社から発売されますが,結局ANA,JAL,JASの航空会社系の
       ツアーが内容的に一番優れてきました。足(飛行機)を自分で持っているのですから当然の
       流れです。その中でも当社がお薦めするのは今年はANA系でした。理由は

     
 1.申し込み時にホテルが確定する。
      2.希望便を選べる。(希望便でも最大1000円UPのみ) 
      3.送迎バスの乗り継ぎに無駄がない。
      4.ツアー料金が安く、リフト券割引等の付帯サービスに優れる。

      
ということになります。つまりそれ以外のツアーは(すみませんが)無視してよいということです。
       概してフライト指定UP,ホテル指定UP,曜日UP等一体いくらになるのかわからないツアーが多すぎます。
      ただ富良野に関しては絶対旭川JAS便を選ぶべきで,千歳からだと時間の無駄です。 

 当社の現時点(3/17)での北海道の申し込み人気度は 
   
1.札幌、2.トマム、3.富良野、4.サホロ、5.ニセコ というところです。
 昨年と比べ、トマム、サホロ、富良野が増え、北海道のトータル集客は3倍増のペースで進んでおります。

これからの予想

 1.本州(新潟・長野)はマイカーが主流になりましたので、渋滞や運転の煩わしさからますます減少します。
    
温泉などのスキー+αを考えないと廃れていくしかありません。
 2.海外はやはり1週間前後の日程を考えるとなるとヤング以外にはチトキツイ。
    
だから若いうちに行っておくべし。
 3.そこでスキーはますます北海道の良さがクローズアップされていくことになるでしょう。

     韓国、中国をはじめ東南アジアからの顧客が増えてくる。

 さらに北海道では
航空会社系のツアーが主流を占めていくことになります。
 上記(1年前)の4条件を満たさないツアーはここ数年で淘汰されます。大手の業者でも自前のホテル、
 スキー場をもたない所は撤退していくことになるでしょう。

 北海道でも千歳空港利用/札幌・トマムはANA,JAL,JAS競合、ニセコ、ルスツ、キロロはANA優位、
 富良野は旭川利用で@JASAANA、サホロ、トマムは帯広空港利用でJAS優位 というところです。

 ちなみにツインでの料金は現在、2・3月出発、2泊3日(AIR&ホテル+送迎+朝食)で

  1.札 幌¥25300/週末¥27600(リフト券3日¥6000)1人でも+¥1000でOK 
  2.キロロ¥32300/¥46600  ( 〃    〃  )
  3.ルスツ¥39800/¥48000  ( 〃    ¥9500)
  4.ニセコ¥29800/¥33200  ( 〃    ¥5000)
  5.トマム¥33800/¥39800  ( 〃    ¥9500)
  6.フラノ¥37700/¥46700 
  7.サホロ¥38000/¥40700

 ですが、本州や海外と比べてあなたならどこに行きますか?
私どもは北海道スキーに関し、1番をめざします。

さらに私どもは沖縄に関しても同様の傾向が続くものとかんがえます。(4月以降にご期待ください)


続・続- 沖縄・米国に物申す。                     遊裕人2/16

  沖縄は米国に対して、今こそ基地の返還を求めるべきである。数々の米軍不祥事、そして今回のえひめ丸
 事件、まさに yannkee go home!を主張すべきチャンスである。チャンスはそうそう来るものではない。

  沖縄は東アジア上で地政学的に最も重要な位置を占めているのは、地図をみれば誰でもわかる。
 1500km以内に東京、ソウル、ピョンヤン、北京、上海、台北、香港、マニラが全部入ってくるのだ。
 つまり、2時間以内にでこれらの主要都市に戦闘機を飛ばせることになる.

  仮に今、日米安保が必要だとしても、沖縄だけがその負担を負う必要はまったくない。
 米軍基地を沖縄に置いておくなら、沖縄は日本政府に対して対価を要求すべきである。
 少なくとも税金なぞ払う必要なぞまったくない。まず NO TAX の権利を要求すればいい。
次いで duty free の地域にしてもらったらどうか。アジアからの観光客は倍増するはずである。
  と同じに米国に対し、基地使用料として年間50億ドル程度は要求すべきである。(県民1人約50万円)
 なのにこの国のボケ政府は駐留米軍に対し、あろうことか補助金まで払っているのである。
 払えなければグアムに撤退してもらえばいい。
 
  沖縄もやはり自立を考えるべきだと思う。

  繰り返すが、自国の安全第一の米国にとって、スービックを撤退した今、沖縄基地はアジアで最も重要な
 戦略ポイントなのである。日本を守るためではなく最終的に自国を守るために必要なのである。
米国は沖縄、グアム、ハワイと三重に本土を防衛している。
 ソ連なき今や米国の最も警戒する国は中国のみであろう。その腹の前にナイフを付きつけている地点がここ
 沖縄である。それほど沖縄は重要なのだ。沖縄はその価値をもっともっと認識して欲しい。

繰り返すがアメリカ憎しの感情はない。対等とはいわないまでも(5:1)の関係はせめて(2:1)
ぐらいにしたい。 ガンバレ沖縄!


続-日本のリーダーに対して物申す。                   遊裕人2/13

  稲嶺知事(沖縄県)はあのアホ呼ばわりした米軍司令官に対して、なぜ真正面から睨み付けて文句を言わない
 のだ?この知事はニセモノだと思う。本当に沖縄のことは考えているとは思えない。

  森首相-- 歴代最も頭の悪い、そしてなんと感性のない首相だろう。この男が「IT」がどうのこうの言うと
 腹がたつ。一番「IT」にはほど遠い理解しかないからだ。しかし、日本のリーダーはどうしてこうも数字に弱い
 、システム的考え方ができない、英語もろくにシャベれない者が多いのだろう。

  実は日本の政治家は、法学出身がハバを効かせている。つまり過去の事例やできあがった法律に対しては強い
 のだが、将来のことを考える能力や創造的なことはまるっきり弱い。同じことを繰り返すことは強いのだが、
 変化に弱い。今や、自分から変化していかなければならない時代である。

  いまや基本的に理数に弱いリーダーは不要である。お隣の中国でさえ、すでにリーダーのほとんどは理工系の
 出身である。役人になるべき人間が政治家になっているのでは先が思いやられる。

 もちろん、私が他人を批判する資格があるとは思っていないのだが、あまりの情けなさに一言。


えひめ丸沈没に関して                         遊裕人2/12

 これは明らかに米軍の過失致死である。つまり殺人である。しかしこれはなにも今始まったことではない。
 沖縄の婦女暴行殺人をはじめいつも白昼堂々と起こっていることである。このような仕打ちは米国(軍)の日本人
 に対する蔑視・軽視の顕れであることは明らかと考えるが、これらの問題に対し、日本の政府や、マスコミ、知識人
 といわれる輩は一体何をやっているのか実に腹ただしいかぎりである。

  まず抗議すべきである。駐在大使を呼びつけ、状況・原因を説明させるべきである。同時に日本政府として専門
 チームを早急に組織し現地に派遣すべきである。この潜水艦の艦長・乗務員も許せない。なにせ直接の殺人犯である。
 とはいってもこの政府は北朝鮮の拉致事件をみてもわかるように、自国の国民でさえまともに護れないまったくの
 バカ政権、バカマスコミである。

  政府やマスコミがまったく頼りにできないのは解かりきっている。だから被害者遺族および宇和島水産高、愛媛県は
 直接、米国、および米軍に対し抗議すべきである。もちろん心あるものは、直接メールやFAXで米大使館に対し、
 自分たちの怒りを 伝えるべきものだ。

  いいかげん目を覚ましてもらいたい。このままでいいのか?いつまでも米国の属国に成り下がってないで日本も
 自立すべきではないのか。自分の国益だけを考えている米国に甘い期待をするのはもうやめようではないか。

  米国に対しては、自分の意見を言わなければつけあがるだけである。日本人はもっともっと自分を主張すべきなのだ。
 覚悟を決めれば、アメリカ主導の経済をブチ壊すのは簡単なことである。

  ただ勘違いしないでもらいたい。私はアメリカ憎しでものを言っているのではない。
 あまりに情けない日本人に文句を言いたいのである。
  




考えよう・地球温暖化                           遊裕人 9/10

  日本は暑くなった。何故か?

  地球が内部から発する熱エネルギーと外部(太陽)から受ける熱エネルギーは、ここ数千年来さほど
 変わっているようには思えない。しかしこの暑さは一体なんなのだ。地球外へ放出するエネルギーを増加するCO2が
 吸収する(?)といってもその程度では到底納得できない暑さである。
 
  考えてみると、過去数億年から数千年前に石炭や石油という形で蓄えた熱エネルギーを、また近年では山林や草木
 を一気に燃料として燃やしているわけであるから、地球が温まらないわけがない。

  過去4−5000年まえから西(北アフリカ)から始まった地球砂漠化は、この欄で考証してきたように
 4大文明を発生させながら偏西風に乗って東進し、今や北京まであと40kmまで迫ろうとしている。
  幸い日本は海に囲まれ、かつ南北に連なる急峻な山〃が存在するので、地球がその回転を止めない限り砂漠化
 の心配はあまりない。

  地球は巧妙にエネルギーのバランスを取りながら、45億年生きてきた。小さくいえば、南海で溜まりすぎた
 熱エネルギーを、台風の形で一気に北上・拡散させているわけ(この欄で考証済み)だし、現在やたらと目にする
 火山爆発や地震の多発も地球内部の熱エネルギー拡散という点でまったく同じことをやっているわけである。

  さて冒頭の温暖化に対してこの地球はどのような手を打ってくるのか、恐ろしくもあり、楽しみでもある。
 私の予想はまず超巨大洪水である。やがて雨が降ってくる。そう第二のノアの箱舟が必要になってきたのである。
 そして、かつて石油・石炭の形で熱エネルギーを閉じ込めたように、これから我々は何に封じ込めればいいのか?


BC4000年エジプトへ   

 8/23-30の8日間の旅(私の印象)                              遊裕人 9/03

  MS(エジプト航空)にて出発 これ南周りなためやたら遠いこと-マニラ/バンコック経由のためなんと20時間
 たしかヨーロッパの各都市へは12−14時間じゃなかったっけ。
  でも考えてみるとダイレクト便はないわけで、ヨーロッパ経由でも、結局時間的にあまり変らず、
 つまりはエジプト5000年の文明に出会うにはこの時間を耐えるしかないわけである。
  おまけにこのモスリム航空は酒が出ないのだ。ただただ救いは、隣がかわいらしいマニラ大学への女子留学生だったし
 マニラからはイスラエルにメードとして2年間働きに行くマニラ女性だったこと。

  2日目:さてギザの三大ピラミッドとスフィンクス - これが意外と小さい。万里の長城を見たあとだと、
 とても大きさでは比較にならない。しかし美しい。なんと美しく雄雄しい傾斜角なのだろう。北斎の赤富士を
 想わせる。メンカフラー王の玄室に入る。
  しかし暑い。36度はあるだろうか。1本2ポンド(約60円)のミネラルウオーターがあっという間に空になっていく。
 あまり暑いのでサッカラは後回しにし、エジプト考古学博物館へ。ここにあったであのツタンカーメンの黄金のマスク

ギザ/カフラー王のピラミッド

  翌日はなんと3時起床で6時の便に乗ったはずのルクソール直行便が、どういうわけかシナイ半島に飛んでいき、
 ここに降りてしまったではないか。すわ、パレスチナ人に乗っ取られたかと思ったが、どうも乗客人員が少なかったので
 2都市を1便で済ましたということらしい。すごい国である。
 なんせエジプト航空しか飛んでないのである。文句なぞいえる立場にないのです。

  ルクソール古王国のピラミッドからその墳墓はここナイル中流「王家の谷」へ。ツタンカーメンの墓であまりにも
 有名になった所。そしてハトシェプスト女王葬祭殿−数年前テロで旅行者が殺されている。
 それにしても暑い。木がない。草がない。国土のたった4%のナイル流域を離れるともうそこは砂漠でしかないのである。
 
  カルナック神殿ルクソール神殿。岩壁に穴をあけただけの墳墓だけでは物足りないだろうか。神殿を創り、
 ピラミッドの代わりにオベリスクを建てる。壁や柱は主に大理石や砂岩で、像は上流のアスワンから洪水を利用して
 運んできた花崗岩。とくにカルナック神殿は、そのスケールの大きさといい、デザインといい、ギリシャやローマの遺跡
 と比べてもはるかに圧倒される迫力である。

  昼食は名物ハト料理。味はまあまあか。ただここエジプトは食事はあまりみるもの(食べるもの)がない。
 印象に残った料理は後にも先にもこれだけである。

  4日目 アスワン経由でアブシンベルへ
 今日もフライト時間は変更に次ぐ変更である。乗り換えの時間を利用してアスワンハイダム
 建造時アメリカとトラブルがあり、旧ソ連が資金と技術を援助して完成したということ。
 その人造湖−ナセル湖の大きさは琵琶湖の8倍、7年分のエジプトの需要をまかなう。その1/3はスーダンの水利権とか。
 機上から見るナセル湖の周囲にはやはりなにもない。ひたすら砂漠だけである。

  アブシンベル神殿アスワンハイダムに水没するところを救ったのはユネスコである。余裕があれば少しはユネスコに
 寄付をして欲しい。なんとこの大神殿を丸ごとナセル湖畔まで移築した。4体の岸壁に彫り込まれた坐像はすべて
 ラムセス2世の時代毎の姿である。
 今日はこれだけを見にわざわざ炎天下を飛んできたのである。

  夕 アスワンに戻る。カタラクトホテルから眺めるナイルの流れはすばらしい。壮大な流れるオアシスというところ。
 プールでひと泳ぎした後、ファルーカ(帆掛け舟)で街のバザールへ。ここは香辛料やお茶がお薦めらしい。
 種類も量もかなりある。
         アスワン/ホテルから見るナイルの流れ

  ヒエログリフを刺繍したTシャツを1枚7USドルで買う。なんとこれが食わせ物だった。色は落ちるし、洗えば破れる。
 しかしなんとなく気に入ってしまったから不思議なもの。さすがエジプト5000年の歴史。
 珍しくbeerの瓶を見つけたのでさっそく飲んでみる。がまたしてもやられた。このまずい味-ノンアルコールだった。
 そうだった。ここは回教国でアルコールなぞ街中にあるわけがないのである。
  しかしバザールはいつ来てもワクワクする。
 ダマされるのもまたおもしろい。なーにバクシーシとおもえばいい。

  5日目 イシス神殿未完のオベリスクのある石切場をみて午後のフライトでカイロへ

 この頃になると神殿の壁絵はパターンがわかってくる。要は王が神になる話-ただそれだけのことなのだ。あまり過剰に
 期待しないしないほうがいい。
  そういえばカイロ空港で40分ほどだろうか。足止めをくった。ムバラク大統領が通るからということらしい。
 やはりこの国はただものではないのだ。

  6日目 ダハシュールの屈折ピラミッドと赤ピラミッドサッカラのジェセル王の階段式ピラミッド
 
これらはギザの前作であり、完成度は低い。側面の傾斜角が重要なのである。緩すぎては美しくない。
 メンフィスのアラバスタ(大理石の一種)製スフィンクス
、これはギザのものよりはるかに新しいものだろう。

  午後からモハメド・アリ・モスクへ、これはイスタンブールのブルーモスクのコピーだろうか。
 2本しかないミナレットとライムストーンで造られた白いモスク。モスクは青いタイルが美しい。

  その後はハンハリーリ・バザールへ、ここもおもしろいけどモスリムの世界としてははるかトルコなどに及ばない。
 やはりエジプトの偉大さははクレオパトラで終わっているのだ。しかしその偉大さは観光だけであと2-300年は食っていける
 ものだろう。

  最後の晩はナイル川デイナークルーズ、チョコレート色の長い髪でベリーダンスを踊っていた娘。
 その表情の明るいこととセクシーな身体の線がとても印象的でした。

カイロのベリーダンス

  7日目 再び地獄の19時間を耐えて、8日目無事成田へ到着
 
 急激な砂漠化が広大な北アフリカの部族、民族を東へ東へとナイル河畔に強制移住させ、融合させ、エジプト文明として
 開花させたのはなんと気候の変化のなさしめた技だったのである。世界の四大文明のキーワードは砂漠化とそれに耐えた
 大河である。
  ただ残念なことにエジプトBC4000年の歴史と現代の回教国エジプトとは何の文化の繋がりもありません。

  土産:ツタンカーメン/クレオパトラの銀製カルトーシュ、絹と綿の小ジュータン、クリスタル製香水瓶パピルスのレターヘッドと壁画、ふんころがしの置物、
     ヒエログリフの刺繍入りTシャツ、個人名カトルーシュ入りTシャツ など

  やはり地球はすばらしい。美しいしおもしろい。


株式会社とは (常識と非常識)                                9/4

  株主総会、取締役会、監査役からなる利益を追求する組織である。
 国で言えば、それぞれ国会、内閣、裁判所に相当し、商法によって規制される。
 常務会が取締役代わって蔓延ってる会社が多いが、商法上常務会の権限などありません。

  代表取締役、取締役とも任期は2年であり(監査役は3年)再任には株主総会の承認が必要です。
 代表取締役は対外的な代表ということになりますが、実際はそれほどの権限はなく単なる取締役の1人にすぎません。
 (オーナーであれば別ですがあとはいわゆる雇われ社長ということになります。)
 取締役会は2年間、株主総会の任命を受け、会社の運営にあたります。

  株主総会は重要です。代表取締役や、取締役、監査役を任命・承認するわけですから。
 株主=出資者です。あたりまえのことですが、株主総会では出資しない者には何の権利もありません。
 金をださない者は雇われ人にしかすぎません。それがいやならがんばって金を稼いで出資するしかありません。
 
  株主総会は株の保有割合によって意思が決定されます。
 極端に言えば全社の1/2の株を持てば(出資すれば)自分でほとんどのことが決めることができます。
 さらに2/3以上あれば、会社の合併、解散等の重要事項もすべて思いのまま決定できます。
 それは別に独裁とかを意味するのでなく、それだけ出資しているのですからあたりまえのことなのです。

  最近新聞紙上を賑わすM&Aの問題でもわかるように出資比率が66%と67%(2/3以上)、また50と51%では
 意味が全然違ってきます。逆に34%出資すれば重要問題に対し拒否権をもてるのです。

  監査役も重要です。取締役が正しい会社運営をしているかの監視をします。
 最近では特にコーポレイテドガバナンスの観点から役割が見直されてきました。

  会社の中で、権限についてどうも間違った考えをしているものが多いようです。
 そしてどうも仕事のできない者程、不満や文句が多いようです。最もこれは自分の実力の無さを隠すためにの
 ポーズである場合が多いようです。そういった時間があれば自分で会社を正していけばいいのです。
 経営を考えていない者がでしゃばってはいけません。実力を出せない社員やパートタイマーが経営者を
 非難することはできません。そうすればクビになって当然です。

  自分の目的を実現するために出資者がいて会社を創るのです。

 
経営者にはそのために常に新しい勉強が必要です。昨日と同じことをダラダラやっているだけでは失格です。
 従業者は経営者の運営方針と合わなければ出て行けばいいのです。そして自己実現のため自分で会社を興せばいいのです。
 決して創造する者(経営者)のジャマをしてはなりません。

  会社は実力のあるものは放ってはおきません。
 まず、営業は営業で、経理は経理で実績を出すべきです。      −続-


裕遊人の2000年悠遊旅行計画(変わります)                  11/28

 1月:上海/新年あいさつ 
    磐梯熱海温泉/友人・兄弟新年会
 2月:北京/北京中医薬大学、上海/上海中医薬大学打合わせ
 3月:北海道/フラノスキー合宿
 4月:北京/い和園・上海/龍華寺
 5月:中国/昆明・大理
    上海
 6月:上海・無錫/上海中医薬大学
    北京/中医薬大学・万里の長城・故宮博物院
 7月:上海/北京
 8月:エジプト文明探索(この文明の正体は?)          
 9月:
10月:
11月:上海、再び上海、北京にて同窓会        以上確定
12月:カナダスキー合宿


中国床屋さん事情                      遊裕人7/24

  今年7回目の中国旅行になりますが、今回は中国の床屋さんを紹介しましょう。

 日本ではヘヤーカットや洗髪、髪染め、パーマなどをするところですがですが、ここでは加えてマッサージや
 さらに店によってはちょっといかがわしいことまでおこなわれているようです。かつての台湾もそうだったのですが
 床屋は男の憩いの(?)場であるようです。
  もちろんすべての店がそうではありませんが、そういうお店は人目でわかります。まず本通りからすこしはいった
 通り、日本と同じグルグル回る看板、女のこのケバケバしさ、派手な格好、濃い化粧、別室でのマッサージ、
 でも遊びは強制はしてきませんのでご安心を。
  料金は洗髪10元(130円)、カット15元上半身の簡易マッサージ20元、全身マッサージ100元、さらにそこから
 300、500、ホテル出張800となるようです。おっとその辺はアブナイ、アブナイ。

  ちょっと疲れたら、ホテルの横道を入ってみてください。かならずあります。あのグルグル回る看板が。
 まずは洗髪と、簡易マッサージで30元(400円)はいかがですか?
 かわいい娘を指名すれば疲れの吹っ飛ぶことまちがいなし。中国の楽しみのひとつです。




北京                            遊裕人7/04

  2ヶ月振りの北京は相当熱いものでした。梅雨のある上海と違いここは北緯40度(秋田市とほぼ同じ)
 にもかかわらず毎日が33-40度、特に故宮博物院万里の長城へ行く方はミネラルウオーターや帽子、サングラス
 お忘れなく。

  中国は今年から韓国ソウル(昨年の渡航者数1位)に代わってブレイクしていく予感がします。
 ホテルや交通事情、食事、サービス等も急激に改善されてきました。今や地方でも旅行していくのに
 それほどの不便を感じません。

  ただ不便なのは言葉だけ。これは4星以上のホテルを除くと英語もあまり通じません。
 しかし心配無用。筆談と言う手もありますがここは人件費が安いので日本語のガイドを頼めばいいのです。
 飛行機や列車を乗り継ぐ際もちゃんと案内してくれます。

  どうしてこんなに面白い国に行かないのか不思議でしょうがありません。しかも
 たった3時間でいけるお隣の国なのですよ。
 国民対国民の収入の格差はほぼ1/10あります。つまり通常の物価のレベルは日本の1/10と考える
 ことができます。(ただし外国製品や外国人が利用するところは高いですよ)

  ということは月30万円の給料の人は月300万の収入がある生活気分が味わえるのですよ。
 こんなところほっておく手はありません。

 みんなが行く前に出かけましょう。中国へ!

 なお北京にきたらぜひ全聚徳北京ダックは食べておきたいところですのでお忘れなく。


変化させるいうこと                     遊裕人6/07

  物事が変化していくとき、変化させるべきときは、ついなだらかに変化させてしまいがちですが
 これではいけません。あまりに時間がかかってしまうからです。

  変えるときは一気に変えたほうがよさそうです。
 いいものが出てきてよくないものを捨てる、これでは遅いのです。
 まずダメなもの、不要なものを捨てる。これが第一歩です。無謀なようですが
 あとのことはあとから考えればいいのです。
  
  この考え方はいろんな応用が利きます。

  会社勤めの方は、今がダメなら、次の勤め先を考える前にまず退職すればいいのです。
 経営者は、ダメ社員がいればまず辞めさせればいいのです。人手が足りないと心配する必要は
 ありません。

  首相であれ、議員であれ、ダメならまず辞めてもらうことです。次がいないからといって躊躇してはなりません。
 植物であれ(社員であれ)元気がないなら、元気のない葉は思い切って全部切り取ってしまう(辞めてもらう)
 ことです。そこでためらうと全体が死にます。

  恋人が自分と合わないと気づけば、すぐ分かれることです。サッパリとし次を探せばいいのです。

  まず捨てる、無になる。それでいいのです。
 これが本来のrestructuringの第一歩です。これですべてが変わってきます。



 昆明・大理研修(5/21-24)                 裕遊人5/27

 今年の花博で世界的に有名になった昆明、中国の少数民族が数〃住んでいることでも
 よく知られている。花博のおかげでいいホテルもたくさんでき、人口も急増、市内で180万人、
 近郊を含めると400万人というだけあって大都会である。

  5/21 朝便で関空乗り継ぎ夕方昆明へ(共にJAS便)、今回は珍しく機内はガラガラ2〜3割も
 いるだろうか?しかし関空/昆明5時間はチト遠い。
 研修なのでホテルを見て回る。地理的には相当南下したため日差しは強いが1800mの高地なため
 大変涼しく気持ちがよい。
  holiday inn(4星、場所便利), habour plaza(5星、ここのアイスコーヒーはハチミツとミルクはホット)
 中玉大酒店(4星)、ほとんど築2〜3年のホテルが多いのは花博にあわせて造られているからである。

  そして夕刻国内線で大理へ、1時間弱で到着、今晩のホテル亜星大酒店(4星)までやく50分。
 ここはさらに高く2000mの高地である。盆地の中心にはジ海という琵琶湖の半分ほどの湖があり、
 メコン川に流れ出ていくそうである。
 ここまで来てもホテルの目の前にカラオケ屋があり、夜中まで騒いでいたのにはビックリ。

  5/22 三塔寺胡蝶泉、地元の寺、大理石工場などを見て回る。
 民族服を着た白族をよくみかける。

 夕方、昆明に戻る。今回のホテルはcourtyard mariott,4星で少し中心から西に外れるが新しく、
 私には一番気に入ったホテルである。 

  5/23 円通寺にお参りし、石林へ 所要/バスで約2時間。
 ここは日本で言えば秋吉台、石灰岩の大地に特有の地形ができているのであるが、桂林を見た後だと
 少々物足りない。
  ビックリしたのはものすごい人出である。それも中国人がほとんどである。
 中国も今年はゴールデンウイークを設定するほどで大変な旅行ブームである。
 海外にいける地域は現在一部の国に限定されているため、国内はものすごいのです。

 午後昆明に戻り博物館へ、ジュラ期の10mはある恐竜の全身化石が4体、肉食獣である。
 面白いことに、ここは土産屋を兼務しており、ひととおり雲南省の説明が終わるとワインが
 振舞われる。なんと宝石や、薬、化粧品、食品まで売っている。

  夕食後マッサージや、カラオケへ
 日本語は完璧に通じないが日本の歌はもちろんあり。ここの女の子は酒が強く一気にグイグイ飲む。

  5/24 郊外の西山、龍門石窟へ ここからは昆明の町が一望できる。
 最後の昼食は中玉大酒店で、雲南の料理は野菜が豊富で辛いが食べやすく、他の地域とは趣が結構異なる。

 午後便で関空経由東京へ

 今回はすこし強行軍でした。お疲れ様!



中国のカラオケ、スナック、女性事情         裕遊人 5/01

 男一人で上海や、北京に行くと夜はやはりきれいな小姐のいる飲み屋さんが恋しくなります。
 いろんな種類の店がありますが、手軽に入れて料金もそこそこといえば、歌の好きな人は
 カラオケクラブ、小姐と1対1でじっくり飲みながらという向きにはのカラオケバーような
 ところがいいと思います。

  カラオケは女性同伴だと1人100元(1300円)程から、もちろん個室で歌い放題です。
 飲み物は有料ですが、ボーイさんが持ってきてくれます。
  小姐を40人ほどの中から自分で選び、個室でも歌えます。これは飲み放題200−300元、
 加えて小姐にチップが200元ほど必要です。

  またカラオケバーで小姐とカタコトの日本語とコトカタの中国語で話すのも楽しい。
 カラオケなどもできるし、ゲームなんぞもやっており、こちら飲み放題で¥5000とチップ
 100-200元程

  アブナイ店も多々あるので、1軒紹介しておきましょう。
 レストランバー「一休」上海市武夷治405号(tel:6251-0416)カワイイ娘がいっぱい。
 日本料理もOK.

  女性はやはり気前のいい男性が大好きなようです。
 それと私見ですが、1.ウソのない 2.約束を守る 3.連絡のとれる 小姐を選ぶのが
 いいようです。でないと貢(みつぐ)君でバイバイですよ。

 健闘を祈ります。


今年の北海道スキーは             裕遊人2000年3/19

  現在春休みの発売がほぼ完了し、ゴールデンウィークの申し込み真っ盛りというところですが
 これもあと1週間でほぼ売り切れます。
  
  これからのシーズンを通した流れは以下のように変わっていくと確信します

 北海道スキーはほんとうにたくさんの会社から発売されますが,結局ANA,JAL,JASの航空会社系の
 ツアーが内容的に一番優れてきました。足(飛行機)を自分で持っているのですから当然の
 流れです。その中でも当社がお薦めするのは今年はANA系でした。理由は

  1.申し込み時にホテルが確定する。
  2.希望便を選べる。(希望便でも最大2000円UPのみ)
  3.送迎バスの乗り継ぎに無駄がない。
  4.ツアー料金が安く、リフト券割引等の付帯サービスに優れる。

 ということになります。
 つまりそれ以外のツアーは(すみませんが)無視してよいということです。
 ただ富良野に関しては絶対旭川JAS便を選ぶべきで,千歳からだと時間の無駄です。

 お申し込み時は、正月や雪祭り、連休はなるべく早く、それ以外は新しいキャンペーン商品が
 次々に出てきますので1ケ月前あたりに申し込むと良いでしょう。
 
 私共「じゃなーる」はこれからもANAを中心にJAL,JAS,T社と協力し、その中から
 ベストのツアーを割引料金でご紹介させていただきます。

 北海道スキーに関しては、1番をめざします。
 


富良野スキー研修            裕遊人 3/16

 3/12−14、3日間の北海道スキー研修でした。
  \32800、2泊3日、新富良野プリンスホテル、2朝食付き、このコースは富良野プリンスで申し込んでも
  大体新富良野プリンスに同料金で換えてくれる(ラッキー)。

 3/12,8:30JAS便にて旭川直行、フラノは旭川直行便に限ります。なにせ時間の無駄がない。
  空港からが近く11:30ホテル到着、さっそくゲレンデへ

 3/13、終日スキー、3日間とも降りっぱなし。今年はどこも最高のコンデイションらしい。
  積雪260cm,春スキーも結構いけそうだ。リフト券3日券が\7800

3/14,今日はカービングスキーを試してみました。170cmにしては結構重い。
  ゲレンデは新雪が10〜20cmかぶった最高のコンデイション。トップが太いので時々交差してしまう。
  曲がりやすいかといえば−?−。ただ新雪でもトップが沈まない感じ。
  慣れてくれば結構滑りやすいかも?
 
   ゲレンデは長く(ゴンドラ2基)2から3キロ程ある。ワールドカップを開催しただけあって
  適当に起伏に富みいい感じ。北の嶺より新フラノ側がすいているし斜面も面白い。
   熟年夫婦がカービングを履いてパラレルで降りてくるので付いていってみる。
  無駄に休まないのがいい。無駄に力んでもいない。セコセコ曲がらないのも気持ちいい。
  
大きなターンで一気に降りていく。
   
   ボードの若者もみんな結構うまくなった。そんなに飛ばすのも見あたらない。
  とにかく空いている。みんななぜ北海道に来ないのだろう?

  15時まで滑り、16:40ホテル発、18:00旭川空港着、19:40JAS便で帰京。

  今回もお疲れさまでした。



 再び中国へ                 裕遊人 3/09

  2/29(火)CAにてまず北京へ、満員のためビジネスクラスへ変更してくれた(ラッキー!)
 北京空港は新しく全面改装された。しかしCAのスチュワーデスは相変わらず仲間同士でオシャベリ
 に夢中。それにスカートを履かないせいか、全員オバさんに見えてしまう。減点1。
 ホンマだいじょうぶかいな、このキャリア。
  今回は北京国際飯店(4ツ星) 王府井に近く欧米人が多い。お薦めである。

  夜、Mrs.劉と会い、打ち合わせ。これは北京中医薬大学の元学長/高さんに紹介して
 頂いた外国部の所長さんである。会話は英語にて。ガイドの電話番号が変わって連絡が
 とれなかったためである。 

  3/01 早くも3月に突入。時の流れがますます加速するこの頃。
 朝 ガイドの白さんと打ち合わせを済ませ、taxiで北京中医薬大学へ。
 重装備で来たわりには,聞いていたほどの寒さはない。
  昨日の劉さんに大学内の諸施設、付属病院等を案内して頂き、午後からは天壇公園へ 
 以後王府井を廻り、四川料理(しゃぶしゃぶ鍋)を食べホテルに戻る。
 大学は上海中医薬大学と同じレベルか?

  3/02 昼のフライトで上海へ 所用約2時間 国内便でもパスポートは必要だし
 空港税50元徴収されます。ただし免税店もありますよ。
  友人Aが空港に迎えてくれた。最初は上海賓館(3ツ星)へ

  3/03 ここは相変わらず安いけど朝食がマズい。
 テェックアウトを済ませtaxiで上海中医薬大学へ 朱副院長と6月研修の打ち合わせ。
 その後次回から使用する上海富豪東亜酒店Regal Shanhai East Asia Hotelへcheck-in.

 ここはなんとオリンピック競技場の中にある4ツ星の新しいホテルである。
 やはり欧米人が多い。気に入ったので次回からの使用をきめた。日本料理店もある。
 最上階のバーからは競技場が真下に見えオーナーにでもなった気分。

  これで今回の旅行の目的をほぼ達成したので、友人Bと順風大酒店(6375-8999)で食事。
 ここは蛇料理がおいしい。
 この店もオープンしたばかりの地元人しか知らない店である。

  3/04 午前中なにもせず。そして午後も特になにもせず。
 夕方から上海航空旅行社の金さん花さんと夕食に南京路へ繰り出す。
 日本でいえば居酒屋か。さすが土曜日超満員である。もちろん地元人ばかり。
 性格・仕事ぶりでは男勝りの金さんいわく、「上海美人に囲まれて幸せね」だと。
  この美人ども機関銃のようによくしゃべる。「女同士の話は上海語なのよ」だと。
 その後伊勢丹へ洋服の買い物につきあわされ、最後は1人ホテルへcome back。

  3/05(日)10:25 CAにてgo home. お疲れさまでした。 


パソコンは必要かって?               裕遊人 2/13

  何いってんの.今頃?
 21世紀の読み・書き・そろばんがパソコンそのものです。
 個人におけるインフラであり、自分で準備・整備しなければならないものです。

  あなたは読み・書き・そろばんができなくて一人前の仕事ができましたか?
 もちろん、それらは最初は道具であり、手段にすぎなかったのですが、
 今や、現代の英知が結集してくるパソコンの世界、インターネットの世界に入らないで
 これからやっていける自信がありますか?
  



湯遊人/温泉旅館にもの申す                2/01

  大体同じような造り、やり方が多すぎてまるで個性がない。 なぜか?
 オーナー自身の考えが反映されていないからだ。
 だから、みな同じ人気のあるコンサルルテイング会社にオンブにダッコ。
 そして各地にみな同じような旅館・ホテルがボコボコできあがる。

  それはまだいいとして、とりあえず提言1.
 創意・工夫した独創的な料理に料理に金がかかるのは納得するとして、
 単に栓を抜くだけのビールやジュースを2倍から4倍で売るのはそろそろ
 やめたらどうでしょうか?持ち込みが増えるだけですよ。

  サービスにもリストラ・リエンジニアリングが必要です。
 要らないサービスはやめて、値段を安くすべきだし、
 必要なサービスを新たに提供し、その価値に見合う料金を頂くべきなのです。


今年の中国は?              裕遊人1/21

  1〜2ケ月に一度は中国に行かないと落ち着きません。
 そういうふうに自分の体質を変えていかねば、相手の国は理解できないのです。
 ということで今年初めての上海へ。
 
  今回はJALPACKのパッケージツアーを利用。4日間、建国賓館(4星)にて\52000
 ちなみに浦東シャングリラ(5星)は\58000

  冬場は(MU+3星クラス)なら4万前後からあるが、今回は時間とホテル優先です。

  さすがに1月は寒い。ここは旧暦なのでまだ新年ではないが、友人はお年玉を要求してくる。
 ひたすら上海の街を徘徊し、飲んで食っては、カラオケ屋に出かけ、疲れたら足壷マッサージに行き、
 盲人の全身マッサージを受け、好みのホテルを探し、デパートを覗いては、水族館に出かけ
 今年の干支「竜の落とし子」に会って来ました。

  ここ上海は寝てる暇なんて無いのです。

 このホテルでもバーは24時間営業です。
 深夜2,3時まで飲んではまた次の朝6時から飲んでいる。

 とはいっても、どこかでは死なない程度に寝ているハズだから心配は要りません。

  「正宗香港飲茶」長楽路175号 1人60元程
  「時代川妹子」 准海中路550号 相当辛い四川料理 1人80元程
   マクドナルドやケンタッキー、イタリアンピザ屋なども出来ているが高い。1〜2品で中国料理
   フルコースの料金と変わりません。
   
   東台路アンテイーク街
   花鳥市場
   華亭路 
 これはコピー商品通り、衣服中心

   これらの通りはあまり面白くはなかった。

   カラオケ屋 名前は忘れたが上海館賓のすぐ隣りのドデカイ建物
          1人飲み物付き100元ほどだったか? 相当安くなった。     

   太平洋百貨店 ホテルから3分 地元に人気がある。モノはいい(准海路にも別店がある)
   新世界デパート 南京路 すこしモノは落ちるか?

   水族館    長風公園内(1人80元−結構高い)ナポレオンフィッシュもいるゾ

 さすがに4日目は風邪を引き、機内では食事が喉を通りませんでした。

 中国よ。本年もよろしく。

  


2000年からは自分の言葉で話そうよ!       裕遊人12/25

 最近感じることはTVを見ても、いろんな所でいろんな話を聞いていても
 どうもどこかで聞いたようなことばっかりと思うようになりました。

  ほとんどが教科書を丸暗記してるような主張ばっかりです。
 ほんとうに日本式の丸暗記の教育の弊害を感じています。

  スタイルはこうです。
 TV、新聞,友人などから見たり聞いたりしたなかから自分の都合のいいところだけ
 取り入れて、さも自分の意見のごとく宣う。−そういった輩の何と多いことか。

  もちろん自分の言葉で話している人もいるわけで、やっと私にはその区別がわかるように
 なってきました。

  だから今ではいちいちつまらない意見を聞く無駄がなくなってきました。 

  旅行でいえばこうなります。

 中近東やアジアなどを旅行していると、みんな片手に「地球の歩き方」をもっています。
 そしてみんな同じものを見て、同じことを感じて帰ってくるのです。

  ちょうどいままで女子高校生のほとんどが履いていたあのルーズソックスや、現在の
 高下駄ブーツ(呼び方がわかりません)のような流行の世界は、私には全然面白くない。

  もっと自分の体験や経験から生まれた感性のある言葉で話してみませんか。

 2000年からは今までの教科書は役に立ちません。
 今までと同じことしかやらない・できない人間の存在意義なんて一体なんなのでしょう。

  自分の感性をもって考え、自分の体で体験していくことが必要です。

 そうすれば以外となんでもすんなり出来るものです。