秋田県鷹巣町揚の沢鉱山ビスマス鉱採掘準備中!          3/31

 ビスマスとは原始番号83、原子量209.0の金属元素である。主に揮鎗鉛鉱という鉱物として産出される。
日本では、兵庫県明延鉱山が知られているがもちろん現在では採掘されていない。
ここ秋田県揚の沢鉱山付近には小坂や尾去沢、花岡、花輪鉱山などのかつて栄華を極めた鉱山をが多数
存在する。これらは主に黒鉱という呼称で呼ばれる鉱床から主に銅、鉛、金、銀などを抽出していた。
しかし20年ほど前に資源は枯渇し、また海外との競争から採算が合わず、すべて閉山している。
 ところが、最近になってビスマスという希少元素が、超伝導磁石への用途が注目され脚光を浴びてきた。
ビスマスに近い元素としてが知られているが、ビスマスを含む揮鎗鉛鉱は見た目には鉛の鉱物である方鉛鉱
などど似ている。ただここ揚の沢では黄銅鉱や斑銅鉱の中に長針状の結晶として取り囲まれ、青白く反射する。

 すでにボーリングを6本試掘し、採掘に向け坑道の準備、レール敷設を終え、採掘の準備段階に入りました。
また、これら鉱石からビスマスの抽出(特許取得済)のため、栃木県小山市に実験プラントを完成させ、
本格採掘に向け着々と準備中。ただ、これら鉱山開発には各種の規制や役所への申請条項が多々存在するため、
続きは追って報告します。

 当社ではコンサルタントとしてこれから揚の沢鉱山開発を応援していきます。